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[ 製造インタビュー ]

これは誰にも負けたくない。
そんな気持ちを自分の成長に活かせる
環境が好きです

製造部 機械加工チーム
宮澤嘉希
2016年2月入社

5軸マシンのオペレーターを務めつつ、加工設計に挑戦中

製造部で機械のオペレーターとして働いています。
5軸マシニングセンタが新しく工場に導入されたので、そちらを使った製品加工が主な仕事です。メーカーのNCスクールにも学びに行かせていただき、自分が5軸の担当をしています。
マシニングセンタで新しい製品の加工を始めるためには必要な工具や冶具を設計したり、図面を見ながら加工順も考える必要があります。その上で加工のためのプログラミングが必要なのですが、今まではチームリーダーの黒岩さんがほぼ全てを担当していました。それでは黒岩さん一人の負荷が大きいので、自分もできるようになるために、最近では自分も関わらさせてもらっています。新しい案件がきたら図面を見て、どんな手順がいいか、この穴はどの工具でやろうか...と加工設計をしています。

マニュアルのない世界。やらないと覚えない

加工の設計や考え方は説明書がない分野ですので大変です。経験を積んでいくしかないんです。
もちろん教えていただくのですが、受け身だとだめなんですね。マニュアルがない世界なので、やらないと覚えない。ですので、自分から「やりたいから教えてください」と黒岩さんにお願いして、取り組みながら一つずつ覚えています。機械加工のノウハウは受け継いでいかないとだめなんですね。ただ引き継いでもできるものではなくて、先輩や経験者に今の自分の悩みや止まってしまっていることを具体的に相談して、加工して初めて解決できたりします。
新しい案件の加工を一から立ち上げるのは分からないことだらけで、頭を抱えることが多いです。プログラムの修正が分からなかったり、加工中に治具が動いてしまったり、うまく進まないときの方が多い。でも、やり遂げた後は本当に「やってよかった」と思います。責任もありますし、つらいけれど、何もないよりはぜったい楽しい。完成したときにはとても嬉しいし、達成感もあって。だからどんどんやろうと思うようになりました。
新規品ならだいたい一週間が加工期間なのですが、仕事の合間に加工法や段取りを考えてスケジュールを守るようにしています。もちろん、上長の黒岩さんに一番助けていただくし、他の人に助けてもらえるように自分から動けるようになりました。

入社のきっかけとチャレンジのスタート

元々ものづくりはしたくて進路で悩んでいたときに、高校の担任教師が「日本電熱はいいよ」と勧めてくれて、作っている仕事も面白そうだなと思ったのがきっかけでした。
実は、自分は入社四、五年で一度辞めているんです。当時は加工だけではなく自分でプログラムも組みたいとか色々思ったんですね。退職して3〜4年ほどたって日本電熱の先輩とたまたま会ったときに「戻ってこないか?」と言っていただいた。
加工設計に積極的に取り組むようになったのは再入社という点も大きいです。戻ったからには「今までの自分のままじゃいられない」という気持ちが強かったので、新規案件の立ち上げに自分からチャレンジすることができました。初めての挑戦では右も左も分からなくてとにかく大変でしたが、一度チャレンジしてからは新規案件の立ち上げに普通に取り組めるようになりました。自分のスキルアップや成長のためにも得るものは大きかったです。

これからの目標とこれから入社する人へ

「5軸マシニングセンタをもっとやりたい!」がまずあります。
5軸についてより深く研究・マスターして、社内での内製化を実現することが目標です。今は自分しか5軸担当がいないのですが、これからは他の人にも教育して5軸ができる人を増やしていきたいと思っています。実際、今は内製化スタートの目前です。がんばります。
また、「全て自分でできるようになりたい」という大きな目標は変わらずあります。機械加工で新しい図面が渡されたら、工程設計からプログラミング、加工まで全て自分でできるオペレーターになりたい。今、それができるのは黒岩さんです。そこを目指しています。
日本電熱は負けず嫌いの人は向いていると思います。がんばっている人を認めてくれる会社ですから、「これは誰にも負けたくない」という気持ちでやっていると成長すると思います。
これから日本電熱に入る人は分からないことはどんどん聞いてほしいですね。そして、仕事に興味と目標を持ってもらいたいと思います。自分で興味をもって仕事をしないと、やる気にもならないし、得るものもないと思います。自分がそう思いましたから。

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